オブジェクト

概要

オブジェクトレイヤーでは、バイオームに手続き的オブジェクトを追加できます。オブジェクトの配置、スケーリング、密度に関して幅広いカスタマイズが可能で、シーンに完璧に合うようにマテリアルの強化も行えます。

サブオブジェクト

サブオブジェクトは、メインオブジェクトの周辺にオブジェクトを配置することを可能にします。切り株の周りのキノコなど、特定の近接配置を作る際に役立ちます。

切り株の周囲にサブオブジェクトとして配置された植物やキノコ
プロパティ
説明

半径

サブオブジェクトが生成されうる、オブジェクト周辺の半径の下限/上限を制御します。

個数

サブオブジェクトとして生成されるインスタンスの数です。

密度

サブオブジェクトの密度倍率です。

シード

サブオブジェクトの配置に使用するシードです。

パーセンテージ

このサブオブジェクトがメインオブジェクトの全サブオブジェクトのうち占める割合(パーセンテージ)です。

分布設定

プロパティ
説明

シード

手続き的分布に使用されるシードです。

インスタンス間距離

インスタンス同士の距離です。

上書き半径

上書き半径(スムーズ)

密度

散布されたオブジェクトの密度を変更します。

押し出し

メッシュを基準位置から押し出して、より散らばった結果を作ります。

高さオフセット

地形の上方向軸に沿ってオブジェクトをオフセットします。

法線オフセット

現在位置の法線に沿ってオブジェクトをオフセットします。

一様スケーリング

一様スケールと各軸別スケールを切り替えます。

スケール範囲/X/Y/Z

オブジェクトのスケールの上限/下限を制御します。

法線に合わせる

オブジェクトの上方向軸を地形の法線に合わせます。

回転範囲 X/Y/Z

オブジェクトの回転の上限/下限を制御します。

分布密度を使用

密度をオブジェクトレイヤーの分布にリンクします。これにより、必要に応じて密度をフェードアウトできます。

分布スケールを使用

オブジェクトのスケールをオブジェクトレイヤーの分布にリンクします。これにより、必要に応じてスケールをフェードアウトできます。

分布グラデーションを使用

マテリアルのグラデーションをオブジェクトレイヤーの分布にリンクします。これにより、分布に基づいてオブジェクトを手続き的に着色できます。

オブジェクト設定

プロパティ
説明

オブジェクトタイプ

この設定はエクスポートにとって重要です。'Instance' はポイントクラウドとしてオブジェクトをエクスポート・同期し、'Detail' はレンダラーでの手続き的散布に使用できるマスクとしてオブジェクトをエクスポートします。

エンティティとして扱う

インスタンスをエンティティとしてマークできるようにします。この設定は、これらのオブジェクトが例えば Unity の GameObject としてスポーンされるブリッジエクスポートなどで重要になります。

モデル

地形上に配置するオブジェクトです。推奨形式は .glb ですが、.gltf、.fbx、.obj もサポートされています。

モデルスケール

モデルのスケールを制御します。

モデルのY軸

モデルのY軸を設定します。異なる上方向軸を持つオブジェクトを取り込む際に役立ちます。

マテリアル

取り込んだオブジェクトが持つすべてのマテリアルを表示し、個別に修正できます。

色調整(ティント)

マテリアルの色をティントで調整します。

グラデーションを使用

このオブジェクトにグラデーションを有効にします。グラデーションの全パラメータ説明はで確認できます。 マテリアルに関する記事.

法線強度

法線マップの強さを制御します。

法線Y反転

法線マップの上方向チャネルを反転します。

ラフネス

マテリアルのラフネスを制御します。

ラフネスマップ係数

ラフネスマップの影響度を制御します。

メタリック

マテリアルのメタリック度を制御します。

メタリックマップ係数

メタリックマップの影響度を制御します。

光沢マップを使用

光沢マテリアルシェーダーに切り替えます。

放射(エミッション)強度

マテリアルの発光強度を制御します。

両面描画

指定したマテリアルの裏面をレンダリングします。葉などのフォリッジでは裏面がカリングされないようにするため重要です。

アルファモード

いくつかのアルファモードを切り替えられるようにします。

地形ブレンド

高さに基づいて地形のマテリアルをオブジェクトにブレンドします。

最終更新

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